今度ミュージカルを見に行く時、推しの俳優にファンとしてプレゼントを渡したい
友人の出演する舞台に差し入れをしたい
舞台公演の差し入れ、何を持っていったらいいのかわからない…
そんなことはありませんか?
「せっかくだから美味しいものを食べてほしい」
「でもこれだと迷惑かけたりしないかな…」
などなど、いろんなことを考えてしまいますよね。
そこで今回は5年以上舞台俳優として活動している私が「俳優がもらって嬉しい差し入れ・プレゼント」をご紹介します!
また差し入れやプレゼントのマナーについても合わせてまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
- 舞台公演への差し入れ・プレゼント、何を買えばいいかわからないという方
- 相手が喜ぶものを贈りたいという方
- 差し入れ・プレゼントの渡し方に不安があるという方
失敗しない!もらって嬉しい舞台公演の差し入れ・プレゼント10選
気になるものをクリック!
困りやすいプレゼント(差し入れ)の特徴って?
もらって嬉しい差し入れやプレゼントですが、ありがたい反面困ってしまうものもあります。それは、要冷蔵・用例等のものや、大きすぎるもの。
なんで困りやすいの?
それぞれの理由をお伝えしますね。
特徴①:要冷蔵・要冷凍のもの
劇場の楽屋にある冷蔵庫は大きくありません。劇場によっては大きな冷蔵庫がない場合も多いため、保管に困ることも。
受け取る人に負担をかけないためにも、常温でOKなものを選んであげてください。また非常に短い賞味期限のものも同様に、避けた方が無難です。
「これ大丈夫かな…でも頂いたものだしな…」と不安になってしまう要素を作ってしまうのはもったいないです。
特徴②:大きすぎるアイテム
大きすぎるアイテムは、保管に大きなスペースが必要だったり、出演者が持って帰る時に荷物が増えて大変な思いをすることも。
そのため公演終わりの帰り道に大変な思いをしないように、応援の気持ちは大きく持ちつつ、渡すプレゼントはコンパクトにしましょう。
嬉しいプレゼント(差し入れ)の特徴って?
困りやすい差し入れはわかった!もらって嬉しいもののポイントってある?
もらって嬉しいなと感じやすい差し入れ(プレゼント)の特徴もあります!
特徴①:好きや演じる役っぽさが反映されてるもの
「このプレゼント、私の好きを分かってくれてる!」こう感じると嬉しかったりしませんか?
例えば、ドナルドダックが好きな人であれば、それにちなんだアイテムだったり。
こうした相手の個性を汲み取ったプレゼントは、受け取る人にとって嬉しいものです。
他にもその作品を連想させる差し入れ・プレゼントも、嬉しい思い出の一つになります。
特徴②:すぐに食べられるもの・すぐに使えるもの
劇場入りしてから、ストレッチ、メイク、衣裳をきたりといろんな準備がある舞台公演。
使う(食べられる)までに、手間がかかるものは、少し億劫に感じる人もいるかもしれません。
もらった人がすぐに使える・食べられる個包装タイプを選ぶのがベストです。口もとや手を汚さず、一口で食べやすいものにしましょう。
また食べ物以外で言えば、スターバックスカードや、コンビニで使えるギフトカードもうれしいアイテム。
相手が使うシーンを想像して、どんなプレゼントだったら使いやすいかなと想像して選んでみてください♪
嬉しいおすすめのプレゼントって?演劇の裏側も交えてご紹介
連日の稽古を経てそのまま劇場入りすることが多い舞台公演。だからこそ次のような差し入れ・グッズも意外と嬉しかったりします。
1. 手軽に疲れを癒せるリラックスアイテム
稽古期間から本番までほぼノンストップで頑張っているので、意外と疲れが溜まっているもの。だからこそ、疲れを癒せるグッズは本当に嬉しいです。
その中でも意外と嬉しいものは、次のアイテムです。
人によってはこだわりを持つ人もいるので、もし愛用のものがわかるのであればそれを差し入れてあげるのもアリかもしれません。
2. お菓子・食べ物
差し入れやプレゼントの定番はお菓子や食べ物もおすすめのひとつ。
中でもアソートセット(クッキーやフィナンシェなどが一つの箱に詰まっているもの)はよくいただきます。
また意外としょっぱい系の差し入れや、いなり寿司、カレーパンといった、手軽につまんで食べられる食べ物系もかなり重宝されます。
過去に参加した舞台公演では、知る人ぞ知る有名な いなり寿司の差し入れをいただき、ケータリングコーナー(全出演者・スタッフが自由に食べられるものをおく場所)においた後、数時間で全部無くなりました。
3. さっと食べられる保存食たち
本番中、意外と食べる時間がないことも!だからこそさっと食べられるものの差し入れや、レトルト食品、栄養ドリンクは、本当に救世主的存在です。
- 栄養ドリンク
- ウィダーインゼリーのようなゼリータイプのもの
- レトルト食品
- 保存食(インスタントのスープ、お味噌汁など)
また疲れが溜まりやすい稽古・本番期間中や、公演期間終了後のアルバイトを頑張る時期は、こうしたさっと食べられる食品たちは本当に重宝します。
4. 気になる臭いをケアするグッズ(消臭スプレー、消臭剤など)
衣装についた臭いをケアする、消臭スプレーや消臭剤。意外と嬉しいです!が、正直舞台に関わったことがある人ならでは、のチョイスかもしれません。
小劇場など、小規模での公演の場合は、こうした衣装の管理もキャスト自身が行うため、あると本当に嬉しいです。キャストで出演する時は「楽屋用に使ってください〜」とセルフ差し入れ?をすることもあります。
差し入れやプレゼントを選ぶ時のポイント3つ
ここからは、実際に差し入れを選ぶ時のポイントをお届けします!
1. 大きさはコンパクトに!
- 保管に場所を取りすぎない
- 他のプレゼントなどと一緒に持ち帰る時に大変にはならない
プレゼントに、物理的な大きさは関係ありません。気持ちが大事です。小さくても心のこもった差し入れやプレゼントは、受け取る人にとっても嬉しいものになります。
2. 高価すぎるものは避ける
なんか高いものって、見た目から高い…とわかることも。人によっては、負担に感じてしまうこともあります。
相手のためにも、高価すぎるものはちょっと避けてあげる思いやりも大事です。
3. 要冷蔵・要冷凍のものは避ける
要冷蔵・要冷凍のものも避けてあげると良きです。劇場によっては大きな冷蔵庫がない場合も多いため、保管に困ることも。
受け取る人に負担をかけないためにも、常温でOKなものを選んであげてください。また非常に短い賞味期限のものも同様に、避けた方が無難です。
差し入れやプレゼントを渡す時のマナー3つ
舞台によって、渡す方法が異なります。スムーズに渡せるように次のポイントに注意してみてください。
1. 公演ごとにプレゼントがOKか確認!OKの場合は渡し方も事前に確認
公演の公式サイト・SNSで、プレゼントの受付についてアナウンスがあります。
中にはプレゼントはNG・手紙のみの受け取りOKといった、プレゼントが一部・もしくは全てNGの場合もあるため、事前に必ずチェックするようにしましょう。
プレゼントの渡す方法としては主に次の2つに分かれています。
- 受付スタッフに渡す(小規模の公演の場合)
- 専用のボックスに入れる(中規模〜大規模な公演の場合)
2. 差出人がわかるようにする
郵便が届いた時、宛先と差出人が書かれていることが多いですよね。もし自分宛の郵便で差出人が不明だと不安に感じませんか?
それと同じで、差し入れやプレゼントも差出人がわかるようにすると、受け取る側も安心できます。
また一言だけ「頑張ってください」と添えてあると、より思いが伝わりやすくなります。
3. お花を送るときは、送付先や引き取り時間の公式お知らせも必ず確認
お花を送るときは、公式が発信している「送付先」や「お届け時間・引き取り時間」の情報も必ず確認してください。
もし確認不足で、送付先やお届け時間・引き取り時間をミスしてしまうと、劇場側にも、業者さん側にもお互い迷惑をかけてしまうことになります。
推しを応援!現役舞台俳優おすすめ10選
ここからは、現役で舞台俳優をしている私が実際にもらって嬉しかったもの、周りの舞台俳優に聞いた評判の良かったおすすめを10個に厳選してお届けします!
1. 手紙・カード
思いをそのまま伝えることができる手紙 。手書きで思いを伝える手紙ってもらうと嬉しいものです。
プレゼントや差し入れを迷ってしまって、決めきれない。そんなあなたへ。
迷ったら、手紙にしましょう。笑
そうは言っても、何を書いたらいいのかわからないし…
たとえ短くても、いいんです。私も何度かお手紙をいただきましたが、たとえ短くてもめちゃくちゃ嬉しいです。
最近では封筒が透けているおしゃれな便箋も登場しています。推しの好きなものに関連した便箋でもよし、おしゃれな活版印刷高級感ある便箋でも、シンプルに無地の便箋でもよし。
\日頃の思いを伝えるなら/
初めてお手紙をもらった時は10回くらい読み直していました笑
まずは書きやすいなと感じたものを買ってみてください。
2. スタバカード
舞台俳優の人の中には、劇場入り前に朝早くから眠気覚ましのコーヒーを買ってから向かう人も、意外と多くいます。
そのため、中には「あそこのカフェのコーヒー良かったよ!」と、劇場近くのカフェ情報を交換することも。
舞台に限らず、映像など他の分野で活動する俳優でも、よくコーヒーを飲みながら台本のチェックをしたり、次に向けた作品の準備をする人もいます。
「スターバックスカード 」は、その土地・季節などによってさまざまさなカードデザインがあるのが大きな魅力。またチャージすると何度でも使える点も嬉しいポイント…!
地方での公演の場合は、ご当地のものを送るのを贈ったり、地方から見に行くときはお土産として地元限定のスタバカードを送ると、推しに覚えてもらえる可能性も上がりますよね。
\朝から頑張る推しを応援/
私はeギフトでもらったことがありますが、めちゃくちゃ嬉しかったです。公演中には行けなくても、ホッとひと息つきたい時や、パソコン作業でカフェにいく時にいただいています。
一緒にもらったメッセージを思い返していただいてます…!
もらったメッセージも思い出しては、パワーをもらえました。本当にありがたいです。
3. 個包装のかわいいお菓子
差し入れやプレゼントの定番はお菓子や食べ物もおすすめのひとつ。
中でもアソートセット(クッキーやフィナンシェなどが一つの箱に詰まっているもの)はよくいただきます。
舞台公演は、体を使って表現をしているので、体力をめちゃくちゃ消費します。そのため、1ステージ終わると、次のステージまでは寝て、体力回復・温存を図る人も。
こんな時もちろん糖分摂取も必要ですが、かわいいデザインのお菓子があると、心も癒されます。また女性楽屋はめちゃ明るくなります。(たまに撮影大会が始まります)
動物がひょっこりのぞいているアニマルドーナツのような、かわいいお菓子はデザインはめちゃくちゃ嬉しいです。
また色違いや動物違いなど、いくつか種類があると、選ぶときの楽しさも倍増。以前にこのドーナツをいただいたことがありますが、その時もあまりの可愛さに悲鳴が上がりました。
\公演を頑張る推しに癒しの力を…!/
見ても楽しいって本当に最高です。楽屋の会話が尽きない
その場では食べられなくても、チラッとみるたびにちょこんとのぞいている動物がめちゃくちゃたまらなくかわいいです。
他にも、意外としょっぱい系の食べ物や、いなり寿司、カレーパンといった、手軽につまんで食べられる食べ物系もかなり重宝されます。(知る人ぞ知る有名ないなり寿司が、ケータリングコーナー<全出演者・スタッフが自由に食べられるものをおく場所>に登場した時は、数時間で全部無くなりました。)
4. 疲れを癒すリラックスアイテム
舞台役者は体を使って表現する人たち。稽古期間から本番期間で、目には見えない疲れが確実に溜まっています。
特に使うのが、目と足。今の時代スマホを1日のどこかで使っていたり、台本を読んだり、舞台上の位置を確認したり、目を酷使することが多いです。
また足は、怪我をしてしまうとその後の本番に支障が出てしまう部分。出演中も、これからの俳優人生においても、末長くお芝居を続けるために、こうした足のケアも大切です。
ホットアイマスク や休足時間 のような、個包装になっているリラックスアイテムは、楽屋で次の本番に向けて休んでいるときのプチ睡眠の時、また本番終わって家で寝るときなど、場所を選ばずに使えるのがめちゃくちゃありがたいアイテムです。
次の日の疲れが全然違いました!!軽い!
5. インスタント食品・レトルト食品
ドライ食品やインスタント食品は、公演で疲れが溜まっている舞台俳優にとっては救世主です。
お湯を入れたり、チンするだけですぐに食べられるので、次の日の公演に向けて早く休みたい時や舞台の公演でヘトヘトな時にさっと食べられるのは本当にありがたいです…!
えっ、インスタント食品とか体に悪くない?
確かに添加物が多く含まれているため、健康にはあまりよくありません。ですが、舞台の稽古期間中から本番までへとへとになってしまうとなかなか自炊を頑張る元気がないことも。
だからこそ、体に優しくてさっと手軽に食べられるものを贈ってみませんか?
これめちゃくちゃ美味しかったです!
有機野菜を使っていたり、オーガニック系のからだに優しいインスタント食品やレトルト食品も多く出ています。
\疲れた体に染み渡るんです/
これからも頑張ってね、の思いも込めてこうしたプレゼントもぜひ検討してみてください。
6. 栄養ドリンク・エナジードリンク
稽古期間から本番までほぼノンストップで頑張っているので、意外と疲れが溜まっているもの。
疲れを感じている状態だと、せっかくの本番もいいパフォーマンスを発揮することができません。だからこそ、疲れを癒せるグッズは本当に嬉しいもの。
ベストな状態で、面白い作品を届けたい。そんな時にあると嬉しいのが栄養ドリンクやエナジードリンクです。
疲れた時にいただくと本当に頑張ろうって思います笑
頑張って乗り切りたい時にありがたいです!
ちなみにリポビタやレッドブルーは、どの現場に言っても誰かが差し入れをしているアイテム。
千秋楽近くになると、ほとんどなくなっていた…といった現場も。どれだけあってもありがたいアイテムです。
人によってはこだわりを持つ人もいるので、もし愛用のものがわかるのであればそれを贈るのもアリかもしれません。
7. 折りたためるヨガマット
劇場入りや稽古場で、ベテランの俳優さんになると、ヨガマットを敷いてストレッチや柔軟をする俳優さんがいます。
は中には、タオルを引いてその上でストレッチをしている人もいますが、床の硬さや冷えをもろ受けてしまうことも…。そのため、現場経験の多い俳優さんの中には、ヨガマットを持ってきている人も多いようです。
ですが、舞台本番の時って持ち物が多くなりがち…。荷物が多い時に丸めるタイプのヨガマットを持ち歩くのは正直しんどいです。
頑張って乗り切りたい時にありがたいです!
ちなみにリポビタやレッドブルーは、どの現場に言っても誰かが差し入れをしているアイテム。
千秋楽近くになると、ほとんどなくなっていた…といった現場も。どれだけあってもありがたいアイテムです。
人によってはこだわりを持つ人もいるので、もし愛用のものがわかるのであればそれを贈るのもアリかもしれません。
8. 筋肉をゆるめるマッサージガン
稽古から本番まで、じわじわ疲れも蓄積されています。公演回数が増えるほど、その疲れは大きくなります。
千穐楽まで少しでも疲れを癒して次に備えるために、毎回の公演が終わるとこういったアイテムでメンテナンスをしている俳優の方もいらっしゃいます。
知り合いの俳優さんは「ロングラン公演では欠かせない」とのことです…!
千穐楽まで少しでも疲れを癒して次に備えるために、毎回の公演が終わるとこういったアイテムでメンテナンスをしている俳優の方もいらっしゃいます。
9. てぬぐい
意外と使い道が多い「てぬぐい」。ちょっとした汗を拭いたり、顔を洗う時のタオルがわりになったり。他にもちょっとした物を包んだりするときにも役立ちます。
中でも、おしゃれなデザインの手拭いが勢揃いした「濱文様 」がおすすめです!ぜひ!見てみてください!
(私は10枚くらいここの手拭いを持っています!)
季節ごとに新作が発売されるので、季節に合わせて選んでもいいかも
10. お花
公演のお祝いとしてよくいただくお花。出演者からすると、特別感を感じるので、よく公演と公演の間でロビーで写真撮影をしていることも。
スタンド花・バスケットタイプ・花束などいろんなスタイルから選んだりするのも楽しいですよね。(まだ駆け出しの俳優さんや、脇役・アンサンブルなどの俳優さんであれば、バスケット・花束のスタイルにするのがお勧めです)
こうしたお花は「花キューピット 」などで注文することができます。
私も初めてお花もらった時は写真撮ったり。
めちゃくちゃ嬉しかったです!
まとめ|差し入れ・プレゼントは嬉しいもの。マナーと心遣いを持って、届けてあげて
舞台公演にプレゼントを持っていく時は
1. 大きさはコンパクトに!
2. 高価すぎるものは避ける
3. 要冷蔵・要冷凍のものは避ける
劇場でプレゼントを渡す時は
1. 公演ごとにプレゼントがOKかを確認!渡し方の確認もお忘れなく
2. 差出人がわかるようにする
3. お花を送るときは、送付先や引き取り時間の公式お知らせも必ず確認
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです!
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