推しに応援している気持ちもこめてプレゼントを送りたい
せっかく贈るなら喜んでもらいたい
推しへの差し入れやプレゼント。せっかく気持ちをこめて贈るなら、受け取るときに嫌な気持ちにならないようにしたいですよね。
本記事では現役舞台俳優の私が、俳優界隈の人に聞いてみた「もらって困ったな…」という差し入れ・プレゼント8個をご紹介します。
差し入れを頂いた後の裏側も交えつつ、お届けしますので、差し入れやプレゼントを用意する時の参考にしてくださいね。
ちなみに私はこんな人
- 現役の舞台俳優
- 商業、小劇場での出演歴あり
- 俳優になる前は、5年ほど声優イベントや舞台に30件ほど参戦歴あり
俳優経験者3人に聞いてみました!もらって困った差し入れ・プレゼント7個
1. 生のお菓子や食べ物・果物(2~3日以内に食べないといけない食べ物)
銀座のフルーツのものをいただいたけど、消費期限がいただいた日だった。公演が終わった後、みんなで急いで食べたことがあった…笑
痛みやすい生ものは、もらったその日のうちか次の日までに食べなければなりません。またこういったものは冷蔵庫に入れておく必要もあります。
劇場にある冷蔵庫は、小さくこういった差し入れが入らない場合も。もし差し入れをするのであれば、こういった生ものは避けてもらえるとうれしいです。
冷蔵庫がなくても大丈夫なように「常温OKなもの」を選ぶようにしましょう。
2. 小包装ではないお菓子
差し入れをキャストで分けようとしたとき、1本まるっと入ってたから、スタッフさんが頑張って分けてました。
差し入れやプレゼントの中には、もちろんキャスト・スタッフさんに分ける場合もあります。
そのため、個包装なら分けやすいのですが!
小分けになっていないもの、大きすぎるものの場合は、包丁で切ったり、何か取り皿が必要だったりと、スタッフさんが大変なことに…笑
(一度、めちゃくちゃおいしいわらび餅を差し入れでいただいた時には、楽屋のケータリングスペースがきな粉まみれに。掃除が大変だったこともありました…。でもおいしかったんです、あのわらび餅。)
もし他の人に分けずに、その俳優さんが食べるとしても、個包装の方が、保存も楽です。あと食べ過ぎなくて済むので、意外と健康にもつながる…!
食べ物を贈るなら、切らなくても大丈夫で片手でも食べられる「個包装タイプ」がおすすめ!
3. その場で食べないといけないもの・食べるのに手間がかかるもの
夏の出番でスイカをもらったけど、めちゃくちゃ困った…
季節を感じる果物の差し入れって、粋なのですが!メイクや個人の荷物で溢れる楽屋で食べるのは、なかなかの手間に…。
切ったり、お皿が必要など、食べるのに手間がかかるものは、ぐっと…!こらえてください。
4. 手持ちの大きい花束
手持ちのタイプで大きな花束とかいただいた時かな…?
大きな気持ちがあるのは、本当にありがたい一方で、大きな花束は結構困ることが多いです。
主に次の2つ
- 受付の人が預かる時
- 本人が自宅にもちかえる時
劇場や公演によっては、チケット受付をしている人が、差し入れやプレゼントを預かり、キャストに届ける場合もあります(主に小規模公演のとき)。
花束が1つだけであれば、困ることもないのですが、他にもプレゼントがあると、なかなか大変なことになります。
もしお花を送るのであれば、スタンド花のような、あとから回収してもらえるタイプのお花がおすすめです。
5. キャストやスタッフの人数に対して分けづらい個数のもの
団体あてにもらったもので、微妙に分けづらい個数のものをいただいたときはちょっと困った
これは少し特殊なものかもしれませんが…
劇団や団体あてにいただいたけど、キャストやスタッフの人数に対して少なくて、分けづらくて困ったという声もありました。
団体と何か付き合いがなければ、個人あてに贈るのがベストかもしれませんね。
6. 手作りの食べ物、ハンドメイドのもの
ハンドメイドの物は苦手かな…
実際にはもらってないけど、手作りのお菓子は何があるかわからないから断るようにしてる
と言った声もありました。
特に手作りの食べ物は、食中毒など何が起きるかわからない怖さ・不安もあります。
市販のものを選んでプレゼントするのがおすすめです。
7. 水で冷やすタオル
申し訳ないけどマジで使い道がなかった!笑
人によっては使い道がなくて、このようにもったいない場合も…。
もしこう言った使い道が限られるものを送る時は、相手が「スポーツ好き」だったり、好きなものや、習慣的にやっていることをリサーチした上で贈りましょう!
もらって嬉しい差し入れ・プレゼントのポイント3つ
ここからは、実際に差し入れやプレゼントをを選ぶ時のポイントをお届けします!
1. 差し入れ・プレゼントの大きさは、他に荷物があっても邪魔にならない大きさで
- 小分けできるもの
- 保管に場所を取りすぎない
- 他のプレゼントなどと一緒に持ち帰る時に大変にはならない
プレゼントに、物理的な大きさは関係ありません。贈る気持ちが大事です。
小さくても心のこもった差し入れやプレゼントは、受け取る人にとっても嬉しいものになります。
2. 使い道が限られるものは、事前リサーチを忘れずに
「水で冷やすタオル」の例のように、使い道が限られるものは、もらった相手がどうしたらいいかなと困ってしまう場合もあります。
だからこそ、贈りたい相手がどんな人なのか調べるのが大事です。
「調べる時間ない!」のであれば、ここは定番のお菓子などを贈るのがおすすめです…!
3. 既製品(市販のもの)で常温でOKなものに
ハンドメイドや手作りは苦手な方ももちろんいます。
だからこそ、市販の中で「これや!」と思うものを贈りましょう。
また要冷蔵・要冷凍のものも避けてあげると良きです。劇場によっては大きな冷蔵庫がない場合も多いため、保管に困ることも。
受け取る人に負担をかけないためにも、常温でOKなものを選んでください。
まとめ|応援したい大きな気持ちをギュッと込めて、力になるものを贈りましょ
本記事ではキャスト側がもらって困ったプレゼントをご紹介しました。
舞台は稽古から本番まで体力勝負。踏ん張りながら作品作りをしています。そんな推し(俳優)にとって、力になる差し入れやプレゼントを送るためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
他にも舞台を見る方に向けた情報をお届けしています!ぜひのぞいてみてください!
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