新卒入社で社内ニートに。出勤して座るだけだった時の話

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会社に行っても仕事がなくて、ただ座ってるだけなんだけど…

私も新卒時代の会社で社内ニートだった時期がありました。

そんな少し干されていた時の話も誰かの支えになるかな〜と思い、書いてみることにしました。

今思えば、もっと早くに相談したり、転職を考えてもとかよかったな…なんて思っています。

というわけで、今回は私のリアル新卒時代の話をどうぞ。

こんな人におすすめです
  • 入社1年目で仕事がまったくないという人
  • 新卒で同期が活躍しているのに、自分は全然仕事がない状態の人
目次

そもそも「社内ニート」って何?

出社しても仕事がない…。もしかして社内ニート?

社内ニートとは、会社に出社しているものの仕事がないまま過ごしている人のことです。

家事や通学、仕事をしていない若年者を指す「ニート」という言葉に、会社内で仕事がない状態を組み合わせて作られた言葉です。

似た表現には「窓際族」という言葉もありますが、定年が近い社員を指す一方で、社内ニートは若い社員を指して使われることが多いです。

社内ニートを経験した私のとある1日

ちなみに私もかつて、新卒入社した会社で社内ニートを経験したことがあります。

その時の1日はこんな感じでした。

スクロールできます
時間やっていたこと
9:00出社
10:00とりあえずネットサーフィン
11:00コピーを取り、会議の資料をまとめ、配れる状態にする
12:00昼休み(社内は居づらいので、近くの公園でぼっち飯。鳩が羨ましい)
13:00電話対応&取り継ぎ(10分で終了)
14:00他部署に資料を持っていく
15:00暇になるため、ネットサーフィン
16:00机の整理
17:00退勤

1時間単位でざっくりと書いていますが、ほぼ仕事していません。

しかも当時私が座っていた席の、隣の隣には役員の人が座っているという。はっはっは。

ちょうど他の部署から移動してきたばかりでしたが、本当に仕事がない状態で、コピー取りや電話対応の仕事があれば、本当にまし。

なんで私わざわざ時間を使って会社に出てきてるんだろうか、なんてことを思っていました。

本当に居心地が悪くなった時には、会社の屋上に行って空を眺めていたことも。漫画じゃないです。実話です。

社内ニートになってしまうと起きること

社内ニートになると「自信がなくなる」「モチベーションが下がる」といった状態に。

入社1日目から、やる気がゼロ、なんて人はそこまでいないと思います。

ですが、仕事がない状態が続くと、やる気も失ってしまいます。

また一番辛いのは、同期と久しぶりに顔を合わせた時。

「営業先の同行が多くて、しんどい」「新しい言語を覚えないといけないんだけど、難しすぎる」などなど。

配属先の仕事や、上司への愚痴がいっぱい出てきます。

が、こちらは仕事もなく、ただ定時が来るのを待つだけ。

転職を考えても「これまでの経験を元に判断される」中途採用では、厳しい戦いになってしまいます。

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社内ニートになってしまう原因

では、なぜ社内ニートになってしまうのでしょうか。

原因としては、大きく会社と自分の2つに分けられます。詳しく見てみましょう。

会社側に問題がある社内ニートの要因3つ

まずは会社に原因がある要因から紹介します。当てはまるものはないか、参考にしてみてください。

会社側の原因①:上司や同僚が多忙すぎる

新卒の社員に仕事を教えるには、まとまった時間が必要です。

しかし忙しいと、そうした教える時間も取れないため、配属されたばかりの新人は放置状態に。

こうした時間がつづくと、「教えるよりも自分でやった方が早い」という認識にもなってしまうため、より放置状態が続いてしまいます。

ちなみに、私が社内ニート状態になった時、これも大きく関係していました。

数人しかいない部署への配属でしたが、どの人も規模が大きい仕事を一人で担当しており、しかも会議・会議・会議の連続でほぼ留守番状態。上司を捕まえられない状態では、仕事を得ることもできません。

会社側の原因②:スキルや向き・不向きを把握できていない

配属した社員が持つスキルや向き・不向きを会社が把握できないままに、配属してしまった時におきます。

新卒の配属先を決めるときは、本人の希望はもちろん研修中の様子を踏まえ、どういった仕事に向いていそうか、苦手な作業はなさそうかなどを総合的に判断して決まります。

しかし、研修期間中に指導している人がうまく見極められない人の場合は、こうした向き不向きが判断しきれないことも。

そのため、抜け漏れがある状態で配属先を決めることになり、仕事内容が合わない状態での配属になってしまうのです。

会社側の原因③:配属先の人が多すぎる

例えば1人でOKな仕事に対して、2人が対応すると明らかに余っちゃいますよね。

また、仕事は“できる人”のところに集まる習性があります。

つまり、新人とベテランであれば、ベテラン社員のもとに集まりやすい、ということ。

ベテラン社員は、仕事の回すのが新人に比べてうまいです。

1時間かけて理解できる人と、3時間かけて理解できる人であれば、圧倒的に前者を選びたいですよね。

当たり前な話ですが、新人のうちは仕事を回すのがうまくありません。そのため、仕事がない状態に陥ってしまうことも起きるのです。

個人に問題がある社内ニートの要因

次に個人に問題がある場合を見てみましょう。

会社が悪い、と思っていても、実は自分に原因があった、ということもあります。

個人側の原因①:初歩的ミスが多い、同じミスを繰り返している

新人のうちは、仕事のミスがあってナンボです。ですが、同じミスをなん度も繰り返しているなら要注意。

何回も教えているのに、同じミスを繰り返す人がいたらどう思いますか?

仕事をしたいと思う人は少ないのではないでしょうか。

もちろん何かしらの病気や障害が原因であれば別ですが、そうでない場合は本人の問題です。

個人側の原因②:上司とのコミュニケーション不足

上司とのコミュニケーションがうまく行っていないために、社内ニートになってしまうケースもあります。

私が社内ニートになった時も、これが原因でした。

上司がどうしても苦手なタイプで、コミュニケーションを避けていた結果、仕事が回ってこないという状態になっていました…。

これは流石に自分が悪いなと反省しました…。

個人側の原因③:仕事を探そうとしていない(常に受け身でいることが多い)

昭和ながらの体質が残る会社では特に、仕事は自分で探すものという考えが根強く残っている会社があります。

もちろん新卒の間は、与えられた仕事をしっかりやるのが大切。

「自分から仕事を探すのが当たり前」な職場であれば、しっかりやっているだけでは評価につながりません。 

この場合は、自分から仕事を探しにいくことで、評価が変えやすいと言えます。

社内ニートから抜け出すには?

では、どうしたら社内ニートから抜け出すことができるのでしょうか。大前提として、自分から一歩を踏み出すことが大切です。

その上で、今からできる具体的な解決方法を3つご紹介します。

解決方法①上司に相談する

最初にしておきたいのは、上司への相談。

きっと仕事がない状態が続くと、「上司に言っても無駄」と思ってしまうかもしれません。

ですが、上司がその状態に気づいていない可能性もあります。

私の元上司も、会議ばかりで自席にいないことがほとんど。

そのため、仕事の割り振りまで気を回す余裕がありませんでした。

そのため、私は自分から「何か仕事ないですか」と仕事の有無に関わらず自分から話しかけにいくことをしつこく繰り返し、結果少しずつですが仕事を取れるようになりました。

解決方法②自分で目標を設定して勉強する

簿記や基本情報処理技術者試験など、仕事につながる資格・スキルは多くあります。

そのため使える時間を活用して、自分を磨くというのも一つの方法です。

ただし資格のテキストを開いていると、事情を分からない周りの社員からは尚更イメージがわるくなわるくな何をしているのか分からない状態になるため、要注意です。

ちなみに私は社内ニート時代、英語をこっそり勉強していました。

解決方法③適職診断を受ける

それでも解消しないようであれば、自分に合う仕事を見つけましょう。

自分に合う仕事を見つけるには、自己分析が必要ですが、最近は自分の性格と自分に合う仕事を両方分析してくれるすごいツールも登場しています。

今の日本は若い人材が不足しているため、自分に合う仕事がわかれば、転職しやすいのではないでしょうか。

自分に合う仕事の価値観を見つけるのであれば「ポジウィル」の無料相談もおすすめです。

それぞれのキャリアに向き合うサービスのため、無理な求人紹介などもありません。

そんな一人ひとりに合う働き方に向き合う人たちの無料相談なので、ぜひ活用してください。

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まとめ|社内ニートを続けるのは時間の無駄。次につながる一歩を踏み出そう

私が経験した社内ニート時代の話もお伝えしつつ、社内ニートの話をお届けしましたが、いかがでしたか?

もし、今会社内で仕事が無くて悩んでる方がいたら、少しでも役に立てると嬉しいです。

この記事があなたの次の一歩につながりますように!

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