「俳優や女優になりたい」という夢にフタをして、就職(会社員)の道を選んだけど、やっぱり諦めきれない。
わたしもそんな1人です
でも芸能界は長年活動している人が多くいますよね。
社会人を経て俳優を目指せるのか、不安に感じる人もいるのではないでしょうか。
私も会社員を経て、演劇の世界に飛び込み、今はプロの俳優を目指しています。
様々な人に出会って感じるのは「大人からでもプロの俳優を目指す道はある。あとは本人の運次第」ということ。
本記事では私の実経験や周りの俳優の先輩たちの経験談を元に、社会人が未経験からプロの俳優を目指す方法をお届けします。
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演技未経験の社会人が俳優を目指す方法2つ
演技未経験から俳優を目指す道は次の2つがあります。
大人から俳優を目指す方法2つ
- 養成所や専門学校に通って学び、現場経験を積む
- 最初から現場で経験を積む
詳しく解説していきますね
1. 専門学校(養成所)で学んでから、現場経験を積む
専門学校・養成所で演技の基礎を学んでから、現場経験を積んでいく道です。
私は完全に未経験からいきなり現場に飛び込んで演技を始めました。
ですが過去に戻って再び未経験から演技をやるなら、専門学校・養成所に入って基礎を学んでからやります。
未経験で演劇の現場に飛び込んだ私が、専門学校・養成所をおすすめする理由3つ
- 最短距離で演技の基礎を学べる
- 知っておきたい業界のルールや業界の人とのつながりを作りやすい
- さまざまな授業を通して自分に合うタイプを見つけられる
社会人経験をしている=先に業界にいる人よりスタートが遅いということ。
俳優を目指すなら1秒も時間を無駄にできません。
最初のうちは現役の人から働きながら学べる専門学校や養成所を選ぶのがおすすめです。
日中仕事をしている社会人でも、夜の時間帯で学べる専門学校や養成所も登場しています。
専門学校のおすすめは総合学園ヒューマンアカデミー(夜間コース)です。
仕事が忙しい人でもオンラインも使って学べるシステムがあるため、スキマ時間を上手く使ってスキルアップできます。
また養成所を選ぶなら事務所付属のところを選びましょう。
今の日本で俳優として活動するなら、事務所所属の方がチャンスは多いです。
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多くの事務所では年齢制限がありますが、テアトルアカデミーなら年齢制限がありません。
オーディション参加費は無料なので、受けてみるだけ受けるのはアリです!
2. 現場で経験を積む
一見無茶な方法に見えますが、最初から現場で場数を踏んで経験値を上げていく、という方法もあります。
どうやって?
お芝居といっても、舞台、ドラマ、映画など、いろんな種類があります。
どのジャンルでチャレンジするのか決めましょう。
映画や舞台であれば、一般公募されている情報サイトがあります。
今の自分に合う条件のオーディションを探し、受けていきます。
オーディションで合格したら、精一杯頑張りましょう!
詳しく説明していきますね
STEP1. 挑戦するジャンルを決める
お芝居といっても、舞台、ドラマ、映画など、いろんな種類があります。
どのジャンルでチャレンジするのかを、最初に決めましょう。
どうやって選んだらいいの?
私の考えですが、基本は「自分が好きなもの」で選べばOKです。
舞台が好きであれば、舞台を選ぶもよし、映画が好きなら映画にする。こんな具合です。
参考までに私の思う、舞台・映画でそれぞれ向いている人のポイントもご紹介しますね。
舞台(舞台俳優)に向いている人
- 舞台が好き
- 体力に自信がある
- 突然のアクシデントにも動じない、楽しめる
映画(映画俳優)に向いている人
- 映画が好き(単館系、ミニシアターの作品が好きだと◎)
- 長い待ち時間があっても気持ちを保てる
- その場で言われたことに何か反応できる(表現の瞬発力がある)
STEP2. オーディション情報を調べて応募する
チャレンジするジャンルが決まったら、次は情報サイトで情報を集め、応募していきます。
お芝居をこれから始めるのであれば、未経験OKなプロジェクトに挑戦するのがおすすめです。
最近はいろんな人が、SNSやWebサイトでキャスト募集を出しています。
STEP3. 作品に出演する
オーディションや、ワークショップに参加して、出演する作品が決まったら、全力で頑張りましょう!
ここでわたしがお伝えできることはありません…笑 最初は何もできないのが当たり前。
全力で今のあなたができるものをぶつけてください。
一つコツがあるとするなら、「うまくやろう」としない・思わないことです。
一般公募されているオーディション情報サイト3選
初めてお芝居を始めた頃から、今もよく使っているオーディションの情報サイトを3つご紹介します。
シネマプランナーズ
シネマプランナーズは、自主制作映画や短編映画のキャスト募集に強いサイト。
個人から団体(劇団・事務所など)幅広い人たちからの情報が掲載されています。
またほぼ毎日何かの募集情報が更新されているので、毎日チェックしていると自分にあうものが見つかると思います。
ただし養成所ビジネスにつながる募集もあるので、主催元はよく調べた上で応募しましょう…!
トラブルに巻き込まれるのは避けたい…!
(未経験からAmazon primeに配信予定の作品に出演できます!などは怪しい可能性があるので、要注意です…!)
さまざまな作品のオーディション情報が掲載されているため、しっかり調べて応募すれば、チャンスも掴みやすくなります。
CoRich舞台芸術!掲示板
CoRich掲示板は小劇場(100人以下の劇場で行われる演劇)公演で、よく使われるチケット販売システムなので、演劇公演のキャスト募集も豊富です。
シネマプランナーズよりも、歴史のある演劇団体のオーディション情報が掲載されているので、舞台に出てみたい人にはおすすめです。
ただ新しい情報が出てくる頻度としてはやや遅め。1週間に何度かみていると新着情報は追えます。
オーディションプラス
オーディションプラスは、舞台演劇やミュージカルのキャスト募集に強いサイトです。
シネマプランナーズと違って、団体からのキャスト募集が多いのが特徴です。個人主催のキャスト募集はやや少なめです。
また映画のキャスト募集もありますが、シネマプランナーズよりかなり少ないです。
舞台やミュージカルに出てみたい人にはおすすめです。
一般公募オーディションは「養成所ビジネス」に注意
「養成所ビジネス」は高額なレッスン契約や商品購入に誘導され、大金を支払わされること。
実際によくある例
- 出演のために多額のお金が必要
- モデル活動の約束を名目に高額商品を買わされた
- 高額なレッスン料を支払ってしまった
芸能は華やかな世界ですが、その裏ではいかにお金をしぼり取るか考えている人もいます。
くれぐれもよく調べた上で判断するようにしてください。
【体験談】私の最初に応募したときはこんなふうに選びました
私は未経験OKのワークショップ形式の演劇(舞台)公演に応募しました。
参加費が3万円、稽古期間は約1ヶ月(週に3〜4日、平日は夕方から夜の時間、土日は昼から夜まで)+2回の本番というもの。
まだ心の底から本気でやりたいのか分からなかったことや、養成所に通うと授業料10万円以上は必要なこともあり、大きなリスクをかけずにお試しでやる価値と判断しました。
3万円なら2ヶ月あれば稼げる金額ですし
未経験・人脈なしから始めた私の感じる「安心の条件」はこれ
結論、調べられる範囲でその人や団体について調べてみて、安心できるかどうか。です。
私の具体的な調べる項目は次の3つ。ぜひ参考にしてみてください。
- XやInstagramにアカウントを見て信用できるか
- WEBサイトは更新されているか
- 住所などが記載されているのであれば、実際にGoogleマップで調べてみる
芸能界は、言葉巧みに騙す人も大勢います。自分の身を守るには、こうして調べるなど、自分の身を守るための行動も重要です。
まとめ|未経験・社会人からでも俳優を目指す方法はある
未経験で大人から俳優を目指す方法についてご紹介しました。
ですが、私も大人になってからお芝居を始めましたが、「大変だけど、情報を自分で探して、掴める運があれば、なれる」というのが、私の実感です。
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです!
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またこのブログでは、俳優を目指す人に向けた記事を投稿しています。ぜひ他の記事ものぞいてみてください。
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