「感情がわからない」障害か悩んだ20歳。毒親育ちが感情を感じるためにやった3つのこと

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毒親育ちで感情がわからない。抜け出す方法3つ

毒親育ちのせいか、人の気持ちがわからない

感情がわからない私って何かの障害?

ふとした瞬間に「人の気持ちが理解できない」と感じた経験、きっと誰もが持っていると思います。

私も、親から否定的な言葉を浴びせられて育ち、「私はできない人間だ」と自分でも思い込み続け、結果「感情がわからない」と真剣に悩んだ経験があります

今は演劇や自分なりに心理学を学んで、感情がわからないと悩むことはなくなりました。

少しでも感情がわからないと悩んでいる人がいるなら、大丈夫です。

あなたの感情は絶対にあります。

感じ取りづらくなっている原因を少しずつほぐしてあげることで、わかるようになります。

本記事では、20歳の時「感情がわからない」と悩んでいた私が、感情を感じて他人と話せるようになるまでにやった3つのことをお届けします。

  • 自分の思った・感じたことの単語をノートに書き出す
  • 日々の人とのやりとりで自分の心の変化を観察する
  • 演劇のワークショップに通った

注釈

私が独学で心理や演劇を学び、それを元に私自身が抱えていた心理的なトラウマ・悩みを改善した体験を元に、今回の記事を作成しています。

医療関係や大学で専門的に学んだわけではないため、実際に試したことによる悪影響などには責任をおいかねます。あらかじめご了承ください。

目次

「感情がわからない」私が感情を感じるためにやった3つのこと

私が感情がわからない状態から、自分の感情を感じるためにやったことは次の3つです。

  • 自分の思った・感じたことの単語をノートに書き出す
  • 日々の人とのやりとりで自分の心の変化を観察する
  • 演劇のワークショップに通った

1. 自分の中で思い浮かんだ気持ちの単語をノートに書き出す

自分の気持ちに意識を向ける練習です。

ノートに書き出すと聞くと、文章を書かなきゃと思うかもしれませんが、最初のうちは単語を書き出すだけでOKです。

なんなら「おなかすいた」「おにぎり食べたい」といった言葉でもOKです。

おすすめのノートはA5の方眼。

持ち歩きやすいし、書きやすい大きさです。

最初は感じているものと、表現した言葉がしっくりこないかもしれません。

積み重ねの中で、自分の感情と表現した言葉が重なるようになってきます

こう感じられるようになるまで、マイペースに続けてください。

2. 日々の人とのやりとりで自分の心の変化を観察する

自分の感情がわからないと感じる瞬間って、きっと人と関わっている場面が多いはず。

まずは人とのやり取りの中で、自分の感情の変化を観察してみてください

この観察をする時は「何かを感じ取らなきゃいけない」「感じた感情にジャッジしない」ことが大切です

何も感じなかったら、それでOK。

感じ取ったとしても「こんなことを思ってる自分ダメだ」とジャッジしない。

ただ起きていること、湧き上がってきたものを観察してください。

理由は無駄な緊張を避けるため。

スポーツの大会直前に「ベストタイムを出さなきゃ」とプレッシャーに感じていたり、仕事のプレゼンで「社長の前でいい発表をしなければ」と思うほど、緊張してなかなかうまくいかないことってありませんか?

これと同じです。

感情の変化を観察する時は、ただ起きることを眺める

「感情がわからない」と悩み続けていると、最初は難しいと思います。

でも時間がかかってもいいので、何度もトライしてみてください。

3. 演技ワークショップに通った

感情がわからないのに、演技?

と思われるかもしれませんね。

私がカウンセリングではなく、演技ワークショップを選んだ理由は、「他の人の言葉を借りて、感情を動かす練習ができる」からでした。

もちろんカウンセリングに通って、少しずつ自分に向き合ったり、考え方を変えていく方法も大切です。

私も大学生時代にスクールカウンセリングを受けました。

ですが悩みを聞いてもらって心は軽くなっても、「感情がわからない」原因の解決までには遠く感じてしまい…。

感情を感じとるための比較になるものを作るなら、演技がいいのではと思い通うようになりました。

まな

あとお芝居を見るのも好きだったこともあります

感情がわからないと悩んでいる時に、即興芝居や感情解放をするのはハードルがあるので、まずは朗読・台本演技など、台本が決められているものからトライするのがおすすめです。

ストアカ」では、1,000円〜から初心者に向けたワークショップが行われています。

この人なら大丈夫かも…!という形を見つけて、ぜひ1度トライしてみてください。

「感情がわからない」と悩んでいた私の心のお守りになったYahoo知恵袋の話

ここでは20歳の頃に私が投稿したYahoo知恵袋の話をご紹介します。

「感情がわからない」20歳の私がYahoo知恵袋に投稿した相談

私が高校2年の時から家庭内別居がスタート、高校3年の時別居状態になり、私が20才になった数日後に離婚しました。

一人っ子で誰にも相談できず、Yahoo知恵袋に相談。

相手の感情がわからない。

「感情がわからない」というのは、全然わからないということではなくて、 相手が感じている気持ちはこんな感じかなと 分厚いフィルターを通して感じている感覚です。

自分の感じる感情も似たような感じで
たまに、自分がどう感じているのかわからなくなることもあります。

母と口論になったときは、大体私の意見は否定されることが多いため、今でもたまに自分が何なのか、わからなくなることがあります。

はっきりと相手や自分の感情を感じ取れるようになるにはどうすればいいですか。

こんなことを投稿していました。

ちなみに演技のワークショップに通い出した頃も、先生に「私感情ありますかね?」と真剣に相談していたほどです。

ネットで知らない人からもらった言葉に支えられてました

幼少期から褒められた記憶は一切なく、何か起こすたびに何も言い返せず、「そんなミジンコみたいなメンタル捨ててしまえ」「何を悲劇のヒロインになってんねん」「お前はどうせ単純作業な仕事しかできへん」そんな言葉しか言われてませんでした。

回答は1件だけ。でもその回答に5年間支えられてきました。

自分の感情、考えが正しいのか分からなくなっているように読み取れます。 自分のですら分からないのですから、当然他人のも分かりません。

(中略)

否定しかしない人の側ではきっとあなたは潰されます。
見えない鎖に縛られている必要はありません。 頑張ってください。

顔も名前も知らない人からの「見えない鎖に縛られている必要はありません」という言葉。今まで頭には浮かばなかった、一人暮らしの選択肢。何よりも、この環境から逃げてもいいんだってことに、気づけたのは本当に大きかった。

いつか絶対にこの家から出て一人暮らしをする。

一人暮らしの実現までに時間はかかったし、その期間文句を言われたりもしたけれど、それでも“お守り”があったから、耐えて、最終的に母には文句を言わせず一人暮らしすることができた。

お守りをもらって、選択肢が増えて、少し視野が広がった時に「演劇」に出会ったから、少しずつ自分の感情を知ることができた。

距離を置いたからこそ、母のことを許せない自分も、少し許せるようになった。

私にとっては大きな言葉のお守りでした。

まとめ|毒親育ちで感情がわからなくても、感じられるようになります

本記事では、毒親育ちの影響で自分の感情がわからずに悩んでいた私が、感情を感じ取れるようになるまでにやった3つのことをご紹介しました。

  • 自分の思った・感じたことの単語をノートに書き出す
  • 日々の人とのやりとりで自分の心の変化を観察する
  • 演劇のワークショップに通った

少しでも悩んでいる人の役に立てたなら嬉しい限りです。

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