仕事でのミスがわかった瞬間、生きた心地がしない。
わかります。仕事でのミスが判明した瞬間、血の気が引く感じ。
私も細かい作業が苦手で、新卒1年目で最初に経理に配属された時は、ミスを繰り返して、何度も落ち込みました。何度もミスで注意を受けるたびに、なくなっていく自信。
少しでも早くこの状態から脱出したいと思い、考え方やミスをしないための仕組みで、少しずつ(でも気持ちは必死で)改善しました。その結果、新しい仕事を任せられるくらいには、先輩社員からの信用を得られるように。
本記事では、私が実際にミスを減らすためにやった、考え方の転換、今すぐできるミスを減らすための工夫をご紹介します。
- ミスが起きる、大きな原因5つ
- ミスを減らすための考え方
- ミスを減らすための具体的なコツ
そもそもミスが起きる原因8つ
仕事でのミスにはいくつか原因があります。
数々のミスをしてきた私が思う、大きな原因8つをお届けします。
1. 一気にやろうとする
多くの作業を一気にやろうと焦ったり疲れてしまうことはありませんか?
一度に多くの作業を片付けようとすると、焦ってミスが増えることがあります。
2. 確認するのをめんどくさがる
確認作業を怠ると、見落としや誤りが発生しやすくなります。
私が仕事のミスを連発していた時はこれが大きな原因になっていました。今となっては恥ずかしいですが…
3. 同時に色々やろうとする
マルチタスクは効率的に見えるかもしれませんが、実際には集中力が分散され、ミスが増える原因となります。
ちなみに大量の仕事を裁くデキる人に憧れた私は、見た目だけ真似をして同時にいろんな仕事を引き受け、結局周りに迷惑をかけたことがあります。
4. 寝不足
疲れを取るためには、十分な睡眠を取らないが不可欠です。
寝不足の状態では、集中力が低下し、ミスをしやすくなります。
夜通し飲んで次の日仕事に行った時は本当に集中できませんでした(当たり前)
5. 責任感が薄い
責任感が薄いと、作業に甘さが出てしまい、ミスにつながります。
6. 集中力がない
集中力が欠けると、作業にミスが発生しやすくなります。
集中力を高めるためには、作業環境を整え、余計な刺激を排除することが効果的です。
7. 時間の管理が苦手
時間の管理ができないと、修正など追加での対応ができない、急いでやらなければいけない、などミスが増える原因になります。
私も見切り発車やっていた時は、苦労しました。
8. 人の目が気になりやすい
注意を連発して自分に自信がなかったり、周りの目が気にしすぎると、緊張の状態が続いてしまい、目の前の自分の作業に集中できないことも。
緊張の状態が続くと、ミスにもつながりかねません。
【思考編】私が実際にやって効果があった「ミスを減らすための考え方」
仕事でミスを減らすために私が実践した方法について紹介します。
1. 自分を責めすぎない
自分を責めすぎないことは重要です。
ミスをした後に自分を責め続けると、さらにプレッシャーがかかり、次のミスに繋がる可能性があります。
ミスを振り返る時は、自分を責めるのではなく「そのやり方」に注目して、改善点を見つけるのが大切です。
2. 同時にいくつも考えようとしない
マルチタスクは効率的に見えるかもしれませんが、実際には集中力が分散されるため、一つのタスクに集中することが大切です。
例えば、メールの返信をしながら資料を作成するといったことは避け、一つ一つのタスクに集中しましょう。
3. 「余裕」を持つこと
仕事は人とやりとりする以上、想像できない仕事も発生します。
そのため、「何も決まっていない時間」を持つことも大切です。
4. 人間はミスをする生き物だと考える
プログラミングされた工程を文句なく繰り返す機械。ですが、人間は機械ではありません。
人間である以上、その時の体調・気持ち・その前後で起きている出来事によって、ミスがおきやすくもなります。
そのため「人間はミスをする生き物」と考えるようにしましょう。
ミスをした時のショックを軽くする考え方です。ミスしてOK!ではないです!
5. ミスをしても、最悪死なないと考える
仕事でのミスが分かった瞬間、血の気が引くようなショックを受ける人もいると思います。
絶望しますよね
ですが、ミスをしたことで誰かに殺されることはほぼないと思います。
ミスを減らすためにやるべきこと5つ
具体的な方法を実践することで、ミスを減らすことができます。
私が実際に行った方法を紹介します。
作業をいきなり始めずに、やる流れを紙に書き出して確認
作業を始める前に、手順を紙に書き出すことで、全体の流れを把握しやすくなります。タスク管理ツールを活用するのも有効です。
手順を明確にすることで、見落としや勘違いを防ぐことができます。例えば、経理の仕事では、各ステップをリスト化し、完了した項目にチェックを入れることで、ミスを減らすことができました。
チェックリストを作成し、二重確認を習慣化することでミスを防ぎます。また、定期的にシステムを見直し、改善を続けることが重要です。
私のおすすめは「手書き」です
余裕の時間もスケジュールとして入れてしまう
締め切りを前倒しに設定し、余裕を持ったスケジュール管理を心掛けることで、ミスを防ぐための時間を確保できます。
例えば、提出期限がある場合、実際の締め切りよりも数日前に自分の締め切りを設定し、その日までに作業を終えるようにします。
これにより、万が一の修正や確認の時間を確保でき、ミスを減らすことができます。
確認する癖をつける
作業が終わったら、必ずダブルチェックを行う習慣を身につけましょう。フィードバックを受け入れ、改善に繋げることも大切です。
例えば、書類を提出する前に、必ずもう一度全体を確認し、誤字脱字や内容の不備がないかをチェックします。
このような習慣を身につけることで、ミスを未然に防ぐことができます。
ミスを減らすために仕組みを作った
チェックリストを作成し、二重確認を習慣化することでミスを防ぎます。また、定期的にシステムを見直し、改善を続けることが重要です。
具体的には、例えば重要な書類を提出する前に、必ず誰かに確認してもらうといった仕組みを導入しました。
このように、他の人の目を通すことで、自分では気づかなかったミスを発見できることがあります。
ミスをしたときのフローも持っておく
ミスをしたときの対処法を事前に考えておくことで、迅速かつ適切に対応できます。
すぐに謝る、上司にミスをしたポイントを報告
ミスをしたら、すぐに上司に報告し、正直に謝罪しましょう。正直さと迅速な対応が信頼を築く鍵です。
具体的には、ミスを発見した時点で上司に報告し、謝罪すると同時に、どのようなミスが発生したのか、具体的なポイントを説明します。
この際、言い訳をせず、誠実に対応することが大切です。
やっている仕事への影響を確認する
ミスがどのような影響を及ぼすかを確認し、必要な対応を考えます。影響範囲を特定し、問題解決に向けたステップを踏むことが重要です。
例えば、ミスが他のプロジェクトやチームにどのような影響を及ぼすのかを確認し、影響を最小限に抑えるための対策を講じます。
この際、関係者に状況を説明し、協力を求めることが大切です。
他部署や他の人へのサポートが必要なら、早めに連絡をする
ミスが他の部署や人に影響を与える場合は、早めに連絡し、サポートを求めましょう。コミュニケーションをしっかりと取り、チームワークを強化します。
例えば、他部署に迷惑をかける可能性がある場合、すぐに連絡を取り、状況を説明して協力を仰ぎます。この際、相手の立場を理解し、誠実に対応することが重要です。
上司にできることはないか確認・自分なりに今後の方針が打ち出せたら、それも持って行ってみる
ミスの後、自分なりの解決策や今後の方針を提案しましょう。事前に準備し、上司に相談することで、より良い解決策が見つかることがあります。
例えば、ミスを防ぐための新しい手順やチェックポイントを提案し、上司と共に実施することで、再発防止に繋げます。
この際、自分の意見を述べるだけでなく、上司の意見も尊重し、柔軟に対応することが重要です。
作業ミスの後処理の終わりが見えたら、自分なりの対策を考えて、上司に報告する
ミスの後処理が終わったら、次回の対策を考え、上司に報告します。振り返りを行い、改善策を立案することで、再発防止に繋がります。
例えば、ミスが発生した原因を分析し、具体的な改善策を考えます。
その後、上司に報告し、次回の対応方法を共有することで、同じミスを繰り返さないようにします。
まとめ|仕事でミスばかりの新人だった私が信用を得るためにやったこと
本記事ではミスを連発していた私が、ミスを減らして信用を得るためにやったことをお届けしました。
【思考編】私が実際にやって効果があった「ミスを減らすための考え方」
- 自分を責めすぎない
- 同時にいくつも考えようとしない
- 「余裕」を持つこと
- 人間はミスをする生き物だと考える
- ミスをしても、最悪死なないと考える
私がミスを減らすためにやったこと4つ
- 作業をいきなり始めずに、やる流れを紙に書き出して確認
- 余裕の時間もスケジュールとして入れてしまう
- 確認する癖をつける
- ミスを減らすために仕組みを作った
私がミスを減らすためにやったこと4つ
- すぐに謝る、上司にミスをしたポイントを報告
- やっている仕事への影響を確認する
- 他部署や他の人へのサポートが必要なら、早めに連絡をする
- 上司にできることはないか確認・自分なりに今後の方針が打ち出せたら、それも持って行ってみる
- 作業ミスの後処理の終わりが見えたら、自分なりの対策を考えて、上司に報告する
この記事が少しでも役に立てば幸いです!
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