今度舞台を見に行くんだけど、服装って気をつけたほうがいい?
初めて舞台を見に行く、もしくは普段はなかなか見ないジャンルを見に行く時、服装のことで気になる人はいるのではないでしょうか。
本記事では、毎週演劇を見に行く現役の舞台俳優が、「観劇時に気をつけたい服装のマナー」をお届けします。
観劇時の服装・髪型のポイント5つ
基本的なルールとして観劇時のドレスコードはありません。
ですが、生のお芝居や音・照明のリアルパフォーマンスを楽しむために、観劇の服装選びの5つのポイントをご紹介します。
1. 音がする素材・キラキラする素材はNG
劇場は、効果的に音や照明が映える設計になっています。
つまり、ビニール袋のちょっとしたガサゴソ音や服の衣擦れの音もより響きやすくなっています。
そのため、ウィンドブレーカーのような、動くと音がなりやすい素材は避けましょう。
また作品によっては思わぬ形で、観客の服や身につけているアクセサリーに照明があたることもあります。
座席の場所によっては、反射しすぎで周りの人の観劇に支障が出ることも。
光を反射する服や、大ぶりのアクセサリーは、舞台を見る時は避けましょう。
2. 体温調整しやすい服装にする
劇場内は空調が強く効いているところも多いです。
そのため、ジャケットなど羽織れるものを持っていくのがおすすめです。
3. 着物を着る時は、座面に背中をつけられる形に
観劇の時、着物で行くのはあり!なのですが、ボリュームのある帯の結び方の場合、座席の背もたれに背中がぴったりつかなくなってしまうので、避けるようにしましょう。
前のめりになると、後列の人の視界の妨げになります。
もし観劇に和服を着るのであれば、半幅帯の貝の口やカルタ結び、お太鼓結びなど、厚みがでない結び方にしましょう。
4. きつい香りの香水は避ける
演劇の場合は、約2時間の公演時間の作品の場合が多いです。
そのため、その長時間を同じ座席で過ごすことになります。
中には、香水の匂いが苦手な方もいます。
周りの方への配慮として、長時間同じ座席で過ごす観劇の場での香水は避けるようにしましょう。
5. アップスタイルの髪型はNG…!
せっかくの観劇。おしゃれをしたい気持ちは大切にしつつも、耳よりも上にくるようなアップスタイルの髪型は避けましょう。
後列の観客の方の視界の妨げになります。
ハーフアップなどの髪型がおすすめです。
何を着ていけばいいかわからない…!そんなあなたへ
観劇時の服装、結局何を着ていけばいいのかわからない!という方へおすすめの服装は
- ワンピース、セットアップの服装
- ローヒールの靴
こういった服装がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ|観劇時の服装、何を着ていけばいいの?髪型は?
観劇時の服装・髪型のポイント5つ
- 音がする素材・キラキラする素材はNG
- 体温調整しやすい服装にする
- 着物を着る時は、座面に背中をつけられる形に
- きつい香りの香水は避ける
- アップスタイルの髪型NG
服装に迷ったら
- ワンピース、セットアップの服装
- ローヒールの靴
にすべし!
この記事が少しでも参考になりましたら、幸いです!
他にも舞台を見る方に向けた情報をお届けしています!ぜひのぞいてみてください!
コメント