recri(レクリ)の口コミ・評判・料金は?現役舞台俳優がレビューしてみた

本サイトで紹介している商品・サービスなどの外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります
recri(レクリ)の口コミ・評判・料金は?現役舞台俳優がレビューしてみた

舞台に興味はあるけど、何をみたらいいのかわからない。

自分の好きなキャスト・スタッフで作品を選んでいてて、なんか偏りを感じる

舞台のチケットは数千円から、高いものは1万円を超えるものまで、種類はさまざまです。

また映画と違って、舞台は実際の公演を見るまでどんな舞台美術なのか、どんな雰囲気の作品なのかわからないことも。

そのため、自分の好きな俳優・作品・演出家といった切り口で選ぶ人が多いのではないでしょうか?

私も年に40本以上舞台を観ていますが、自分の好きな人が関わっている作品で探すことがほとんど。

ですが自分があまり観ない舞台作品を観たいと思っても、舞台チケットは高いもので1万円以上…。

未知なる作品探しの冒険には勇気がありませんでした。

高いお金払ったのにつまらない作品だった時がつらい…

そんな中、最近「recri(レクリ)」という舞台チケットのサブスクを発見しました。

自分の価値観と予定に合わせてチケットを選んでおすすめしてくれるというものです。

まな

これなんか面白そう…!

というわけで今回、実際に試してみました。

本記事では「recri(レクリ)」の口コミ・評判・料金について、私の体験談も併せてお届けします。

recri(レクリ)がおすすめな人

  • 舞台観劇したいけど、どう探せばいいかわからない人
  • 何回も舞台観劇しているけど、自分がみたことのない作品と出会いたい人
  • 舞台や映像などで俳優・脚本家など作り手として活動している人
  • 作品選びに失敗したくない人
  • クリエイターをやっている人

この記事を書いた人

まな_アイコン
まな
  • 5年間で20作品以上の舞台に出演している現役の舞台俳優
  • 商業・小劇場の出演経験あり
目次

recri(レクリ)とは?

引用元:recri(レクリ)公式サイト

recri(レクリ)とは、2021年4月から開始した舞台芸術のチケットサブスクリプションサービスです。

演劇やダンス、ミュージカルなど、様々な舞台芸術のチケットを、月に一度家へお届け。

またrecri(レクリ)限定のイベントとして、作品の裏側を知れるイベント(ステージツアー、演出家のトークイベントなど)も行われています。

まな

通常では知れない裏話を知ると、より作品への思い入れもぐっと深まりますね

ちなみにrecri(レクリ)の代表取締役である栗林嶺さんは、映像の監督業もされている“作り手側”の人でもあります。
参考元:recri(レクリ)コーポレートサイト

recri(レクリ)から舞台チケットが届くまでの流れは?

1. 次の1ヶ月の予定を登録する(毎月10日まで)

翌月の空いている予定をマイページから登録します。

指定できるのは、日付とその日の空いている時間帯(12〜18時・18〜23時の2択から)が指定できます。

2. recri(レクリ)独自のマッチングシステムが提案する3つの候補から1つ選択(毎月11〜13日ごろ)

会員登録時に「お届けチケット診断」で、好みや興味関心を診断してくれます。

この興味関心の診断結果と予定をもとに、recri(レクリ)独自のマッチングシステムがおすすめの舞台チケットを3つ選んでくれます

舞台チケットの候補は、演出家・脚本家・役者・アーティストなど第一線で活躍しているエンタメ&芸術のプロフェッショナルたちが厳選しています。

3. recri(レクリ)から選んだチケットが家に届く(翌月の1日ごろ)

毎月1日ごろに、選んだチケットが自宅に届きます

中には作品ごとの注目ポイントや楽しみ方がわかる解説レターも。

どんな作品かわからなくても、このレターを読むことで観劇前から楽しむ心の準備もできちゃいます。

recri(レクリ)で実際に観劇してみたレビュー

ここからは実際にrecri(レクリ)で観劇してみたレビューをお届けします!

私は年間40本近く舞台演劇を見ています。

ですが基本的に出演者・脚本家・演出家の3つで作品を選ぶことがほとんど…!

今回出会った舞台作品は、普段の私なら絶対に観ないジャンルでしたが、とても刺激のある観劇体験でした

recri(レクリ)でまずは興味関心の診断にチャレンジ

まずはrecri(レクリ)の診断にチャレンジ。

私は「エモーショナル追求タイプ」でした。

recri(レクリ)の診断結果
2択の質問を答えると診断してくれます!

recri(レクリ)でどの舞台チケットを選んだ?

私が今回選んだのはシアタートラム上演の『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY/レイジ RAGE』。

この作品の脚本家・サイモン・スティーヴンスはイギリスの劇作家。

個人的にイギリスの演劇作品を見ることが多かったので、名前は知っている劇作家さんでした。

ですが、かなり社会派の作品なので、あらすじを読むだけでついていけるか不安に…。

知らない世界に飛び込むなら、今がチャンスだ!と思い、思い切って選んだ作品でした。

まな

候補になかったら、間違いなく選んでないです

recri(レクリ)から舞台チケットが届いた!内容はこんな感じ

作品を選んでから、こんな感じで我が家にチケットが到着!

中には「解説レター」も入ってました。

今回私が選んだ『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY/レイジ RAGE』の解説レターはこんな感じ。

舞台上に象徴的に引かれた“黄色い線”が何かのキーポイントになるの…?どんな作品なんや…。

舞台チケットを持って劇場で友人と舞台観劇。座席は?

待ちに待った公演当日。今回の劇場は東京・三軒茶屋にあるシアタートラムでした。

まな

入り口から非日常感があって私の大好きな劇場です

舞台俳優をしている友人と合流して、いざ観劇。

平日の夜公演でしたが、座席は80%〜90%がしっかり埋まっている人気回でした。

しかも届いたチケットは、正面から舞台全体を見渡せる場所…!

おかげで快適な観劇ができました。

チケットが届く前は、「用意されるチケットって端の少し観づらい座席なんじゃ…」とドキドキしていました。

そのため、正面から全体を見渡せる位置の座席だったのはびっくり。

幅広い世代が集まった座組なのに、しっかりまとまっていて楽しかったー!

話が進むにつれて黄色い線がどんどん張り巡らされる点も、いろんな捉え方ができて面白い+考えさせられる作品でした。

観劇終了後の感想は…?

友人と2人揃って「自分だと観ない作品だけど、面白かったね〜!」と絶賛

詳しい作品の感想は(記事作成時点で)公演中なので控えますが、本当に「自分だけでは出会えない」作品との出会いでした。

ただそこに黄色い線がある。

なのに登場人物たちの語り・アクションで、その線がいろんなものに形を変割っていくのが、本当に不思議で面白かったです。

特に亀田佳明さんの1人語り(モノローグ)のパートは、まるでこの世の人じゃない、別の存在に見えて鳥肌がたちました。

三軒茶屋から下北沢までの道のりを歩きながら、友人と観た舞台の感想を語り合って帰りました笑

帰宅後、改めて自分の基準だけでは見る作品が偏りやすいなと実感。

こういった別の視点で出会う作品と、知らない感覚・感情とも出会えるので、刺激的でした。

またマッチングシステムのチケット提案も、事前に自分の価値観や好みも登録した上でのセレクトなので、大きく外れることはないなとも感じました

まな

何度も冒険して舞台作品を選んで、ハズレだったことがありました

知らない世界とつないでくれたrecri(レクリ)大感謝です…!

recri(レクリ)がおすすめな人の特徴4つ

ここではrecri(レクリ)がおすすめな人の特徴を4つお届けします。

1 舞台鑑賞が初めて・初心者の人

舞台鑑賞が初めて・まだ数本しか舞台作品を観ていない人にとって、どの作品を見ればいいのか探すのは難しい部分も。

そのため、好き・価値観を把握した上で、代わりにおすすめの舞台チケットを選んでサポートしてくれるのは嬉しいポイントです。

2 年間10本以上の作品を観ている舞台好きな人

1年で舞台を10本以上みている舞台観劇が好きな人には、「自分基準以外の作品と出会える」楽しさがあります

まさに芸術との「偶然の出会い」を提供するチケットのサブスクです。

3 クリエイターをしている人

俳優などの表現活動をしている人はもちろん、企画やデザイナー・営業などのクリエイティブな仕事をしている人にもおすすめです。

いろんな芸術作品に触れ、自分が感じたことを味わい、言語化することで「答えのないことを楽しむ力」も養うことができます

まな

VUCA時代と言われる今だからこそ、鍛えたい力です

4 作品選びに失敗したくない人

舞台作品は、初日が始まるまで「面白いか」の判断が難しいです。

なぜなら本番と同じ環境でやれるのは本番直前の期間だから。

それまでは稽古場での稽古が行われるため、お客さんとして面白いかどうか判断できる材料は

  • 出演者
  • 脚本や演出家
  • あらすじ

といった部分のみ。公演が始まるまで、実際どんな作品になるかはわかりません。

映画のCMは実際に私たちが見る映画のワンシーンを、先にCMで確認できるため、面白いかどうか判断しやすいです。

しかも舞台チケットは、映画チケットの金額の2倍以上はかかります。

そのため、舞台で冒険して作品を選ぶのはしづらいところです。

舞台芸術のプロが選りすぐった中から、自分の興味関心を元におすすめを選んでくれるので、自分で探すよりも安心して選べます

recri(レクリ)のよくある質問

お試しできる?

できます!初回限定1回だけのプランとして、3,500円のお試しプランがあります。(金額は2025年2月時点)

recri(レクリ)の料金プランは?

舞台プランのみです。月額7,900円で月に1本の舞台チケットが届きます。

7,900円の中には

  • 舞台チケット1枚
  • 解説レター
  • オススメ情報便
  • 送料
  • 発券手数料
  • 消費税

が含まれています

また申し込み時に6回コースを選ぶと、5%OFFになります!

見にいけない時はスキップできる?

どうしても見に行けない時はスキップOKです!引き落としもありません。

どの地域の公演が見れる?

2025年2月時点では「関東エリアのみ」の実施となっています。

舞台チケットのジャンルは?

演劇、ミュージカル、バレエ、歌舞伎、落語、コンサートなど幅広くあります。

チケットの枚数は1枚だけ?

誰かと一緒に観に行きたい時は2名分・3名分と追加のチケット注文も可能です。

まとめ|recri(レクリ)は舞台初心者さんも舞台大好きな人にもおすすめのチケットサブスクサービス

本記事ではrecri(レクリ)の概要と実際に体験したレビューをお届けしました。

recri(レクリ)がおすすめな人

  • 舞台観劇したいけど、どう探せばいいかわからない人
  • 何回も舞台観劇しているけど、自分がみたことのない作品と出会いたい人
  • 舞台や映像などで俳優・脚本家など作り手として活動している人
  • 作品選びに失敗したくない人
  • クリエイターをやっている人

実際に体験してみて思ったのは、作品の選び方がわからない舞台初心者さんにも、知らない世界を体験したい舞台好きさんにも嬉しいシステムだなということ。

初回は約55%OFFの3,500円でお得に試せるので、ぜひ1度体験してみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA



目次