最近不合格の連絡が続く
またオーディション落ちた
オーディション落ちたらどうしよう
舞台や映画・ドラマに出演するうえで、オーディションはほとんどの人が通る関門です。
私もこれまでに数百回はオーディションにエントリーしてきました。
何度不合格の連絡をもらっても、落ち込むし悔しい気持ちは変わりません。
最初は落ち込みすぎてバイトもまともにできないくらい精神ダメージがありました。
ですが今では不合格の連絡をもらっても落ち込みすぎずに、次につなげるための考え方ができるように。
おかげで「今回はご縁がなかったんだな」と捉えられるようになりました。
毎回オーディションの不合格連絡でどん底まで落ち込んでいたら、命がいくらあっても足りないです
本記事では、現役で舞台俳優をしている私が、オーディションに落ちる原因と落ち込みすぎないためにしていることをご紹介します。
この記事を書いた人
- 5年間で20作品以上の舞台に出演している現役の舞台俳優
- 商業・小劇場の出演経験あり
オーディションに落ちる原因4つ
オーディションで不合格になる原因は公開されません。
ですが私がいろんな演劇・映画を作る方に話を聞いてわかった、オーディションに落ちてしまう原因は次の5つです。
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挨拶・時間管理など仕事のマナーが守れていない
オーディションは製作陣・スタッフの方々とはじめて会う場です。
そのため普段よりも言動はしっかり見られています。
挨拶がきちんとできない、時間に連絡もなく遅れるなど、社会人マナーが守れない人は「人としての信用しづらい」印象に。
作品作りは演技力も大事ですが、人として信用できるかどうかも大切な要素です。
課題の読み込みが甘かった・セリフが覚えられていない
オーディションの中には事前に課題台本が配られることがあります。
事前に台本がある場合大事なのは、
- 本をどこまで読み込んで自分なりの提案ができるか
- もらった台本のセリフをしっかり覚えられているかどうか
この2つは大事なポイントです。
監督や演出家の目指す正解を探しあてる必要はありません。
ですが事前に自分なりの解釈を準備することはとても大事。
この準備ができているかどうかは、実技審査の時にすぐにわかってしまいます。
準備不足で参加したときは他の参加者の人よりもひどい状態で、審査が終わったあとの帰り道は落ち込みました…
作品と合わなかった
どれだけ実力があっても、作品や役柄に合わない場合は選ばれないこともあります。
これは「ご縁があるか」次第…
キャスティングは脚本・目指す方向性・他のキャストとのバランスなどを踏まえて決められています。
この場合は、「次は自分に合う役に巡り会える」と前向きに捉えることが大切です。
技術力がないと判断された
演技力や他の技術力も求められる作品では技術力不足で不合格になることもあります。
誰もが最初は初心者から始まっています。今は技術力不足かもしれませんが、必要なスキルを磨く努力を続けることで、次のチャンスをつかめるかもしれません。
オーディションに落ちたショックからすぐに立ち直るヒント3つ
ここではオーディションで落ちたショックから1秒でも早く立ち直るためのヒントを3つご紹介します。
落ち込みきる
不合格の連絡をもらって、ショックだったらまずは落ち込みましょう。
中途半端に「落ち込んじゃダメ」と無理やり立ち直ろうとしても、切り替えづらいです。
落ちたことが悔しいと思うときは「もうええかな」と思えるまでしっかり落ち込みましょう。
悔しさや悲しみを認めて、思い切り落ち込む時間を持つことで、次の行動への切り替えがスムーズになります。
できたことを書き出す
不合格ってなると正直出来なかったことやネガティブなところに意識が向いてしまいます。
ですがまずはオーディションの準備・本番を通して、自分ができたこと・挑戦できたことを書き出してみましょう。
例えば「緊張せずに話せた」「課題の台詞をミスなく言えた」といったものから「電車の時間を調べて遅刻せずに迎えた」とった内容でもOKです。
落ち込んでしまうのであれば、出来て当たり前の事も「できたこと」として書き出してみてください。ここでは必要以上に落ち込まないことが大事です
可能なら主宰側に不合格の理由を聞いてみる
すべてのオーディションで確認することはできませんが、もし気になるのであれば主宰側に不合格の理由を聞いてみるのもひとつの方法です。
何度か不合格だった時に聞いてみたことがあります
ですが中には不合格の理由を開示しない場合もあります。
理由を聞くときは、配慮が必要です。以下のポイントを参考にしてみてください。
- 「今後の参考にしたいので」など前向きな姿勢であることを伝える
- 相手に返信を強要しない
- メールなどテキストツールで連絡する
相手によっては電話での確認は迷惑になることもあります
もし返信が来たときは絶対にお礼のメールを返しましょう。
オーディションに合格する人の特徴
オーディションに合格する人の特徴をお届けします。次にチャンスをつかめるようにポイントを抑えていきましょう。
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挑戦を続けている
1つの作品・1つの役に何人もの人が応募するのがオーディションです。
そのため落ちるのは珍しいことではありません。
落ちても諦めずに挑戦を続ける姿勢が、最終的には成功を引き寄せます。
努力を続ける人は、チャンスに恵まれる確率も高くなります。
その時で自分ができる振り返りや周りにアドバイスを求める・足りないスキルがあるならトレーニングをするなど、諦めずに考えて行動し続けることで、どこかでチャンスをつかめるようになります。
失敗を糧にする
不合格は確かにその時点だけ見れば、失敗かもしれません。
ですがそこから学べることは意外とあります。
次に向けて今からできることはたくさんあります。
自分を信じる
オーディションをやるのはあなた自身です。
もちろんオーディションが不合格になったことは、何度もあるかもしれません。
その結果を見て「自分はだめかもしれない」と思うこともあるかもしれません。
私は今でも思います…!
ですがオーディションで合格をつかみ取るには、何度不合格の連絡をもらっても、次に向けて自分ができるトレーニングを積み重ねて、できることを積み重ねたうえで、最後は自分を信じてやりきるしかないです。
そのため今できることは何かを考えて行動し続けると同時に、自分を信じる事もできるようになれば、合格に近づきます。
まとめ|オーディションに落ちるのは当たり前。学び続ける+自分を信じることが大事
オーディションは、自己成長の場でもあります。
落ち込むこともありますが、前向きに取り組む姿勢を大切にしてください。次のチャンスに向けて、確実に前進していきましょう!
本記事が少しでも役に立てば幸いです!
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