初めてのオーディション、緊張する
オーディションどうしても合格しない…
映画や舞台に出演するときに、「オーディション」を受けるケースがほとんどです。
ですが、初めてだったり、まだ数回しか受けていない人にとっては、合格を引き寄せるための準備がわからず、不安に感じる部分もあるのではないでしょうか。
本記事では5年以上、現役で俳優として活動している私が、初心者や演技未経験者が合格を引き寄せるためのオーディション準備5つのポイントをお届けします。
初心者や演技未経験者が合格を引き寄せるオーディション準備5つ
初心者や演技未経験者が合格を引き寄せるオーディション準備5つ
1. 応募したときの内容を確認する
オーディションによっては、「好きな映画は?」「これまでで一番好きな作品は?」といった質問が聞かれることもあります。
応募したときに書いた内容は確認しておきましょう。
たまにその回答を元に、対面のオーディションではさらに突っ込んだ質問が来る場合があります。
2. 会場への集合時間、経路を確認する
初対面の人と会うオーディションの場。
「人として信用できる人」と思われることがまず大事です。
だからこそ、遅刻を防ぐために、どこに行くのか、そこまでの経路をしっかり確認しましょう。
3. 自己紹介、アピールの内容を練習する
オーディションの最初は、「まず自己紹介を」と言われることがほとんど。
お芝居の自己紹介の場では
- 名前
- 出身地
- 特技、趣味(お芝居に活かせるものがおすすめ)
- 簡単な応募理由
をざっくり話せたらOKです。
箇条書きで話す内容を決めたら、緊張してもなんとか話せるくらいには練習をしておくと安心です。
4. 事前に台本があるときは、覚える
作品によっては、事前にオーディション台本が送られてくることもあります。
台本の紙を見ながらのお芝居って、どうしても「読む」形になりやすいです。
できればセリフは覚えて、オーディションに行く方が、審査員の人にも表情をしっかり見てもらいやすくなります。
5. 監督、作品のことをできる範囲で調べる
募集要項を見ていると、監督や脚本家・演出家の簡単な経歴が記載されています。
事前にざっと名前・出身地・どんな作品を作ってきたのか(余裕があれば、その人の好きな作品や影響を受けた人も調べられると◎)を調べておきましょう。
オーディションの中で突然の質問にも対応しやすくなります。
※ IDを指定してください。現役の人に聞いたオーディションに合格した時意識したこと3つ
ここでは、俳優の先輩や私自身の体験談を元に、合格した際に意識していたことを3つに絞ってお届けします!
1. 希望の役柄のイメージに近い服装で行った
どうしてもやりたい役があったから、事前にわかる情報からそのイメージに近い服装で言ったら合格したよ
こちら、実際に俳優の先輩から聞いた話です。
突然ですが、「メラビアンの法則」って聞いたことはありますか?
人と人とのコミュニケーションにおいて、
- 言語情報が7%
- 聴覚情報が38%
- 視覚情報が55%
でそれぞれ影響を与えるという心理学の法則です。
要は55%は「見た目」の影響を受ける、ということです
つまり、服装から狙っている役があるなら、そのイメージに近い服装で受けると、見ている側も役に合うか判断できる材料が増えますよね。
私も一度会社員の役があったので、スーツっぽい服装にメガネで受けたところ、こちらも合格をいただきました。
2. できるだけ「会話」を意識した
オーディションの場では会話ができるかどうかも大事
こちらも別の先輩から教わったポイントの1つ。
オーディションのもう一つの側面として、「一緒の方向を向いて(=いい作品を作る)行けるかどうか」を判断する場でもあります。
できるだけ会話を意識したやり取りができるとGOOD。
とはいえ、オーディションや面接の場における「会話」って、日常の会話とは違う部分もあるので、つかみづらいところ…。
私がさまざまなオーディションを経験して感じるのは、1つの質問に対して聞かれたことを返さずに、自分の言いたいことを伝えるのはNGということです。
例えば「今日、何でここまで来ましたか?」という質問に、「今朝、白ご飯を食べてきました」といわれると、なんかピントがずれている感じしますよね。
最初のうちは、相手に聞かれたことをまずは返すことを意識しつつ、慣れてきたら+会話が広がりそうな答えも添えられるようになると、相手との会話も弾みやすくなります。
3. 自分が緊張しすぎないために準備をしっかりした
緊張すること前提で、最低限伝えたいことを言えるようにしてました
こちらは私が最初のころに意識していたことです。
オーディションは、いろんな人に見られる場なので、特に慣れないうちは緊張して、失敗したことも何度もありました。
応募理由や聞きたいこと、自己アピールなどで、これだけは伝えるんだという物を「1つに絞って」いました。
ここでのポイントは、食器洗いなど他の作業をしながらでも、つっかえることなく言えるくらいには準備をすること。
当日何か緊張して、言いたいことを忘れても、体で覚えていれば、意外と何とかなります。
俳優(女優)向けオーディション対策のおすすめ書籍3選
私が数多くの演劇関係の書籍を読む中で、オーディションに役立つと感じたおすすめ書籍を3冊ご紹介します。
ぜひ自分に合う1冊を見つけてください!
おすすめ書籍1. 俳優のためのオーディションハンドブック
「俳優のためのオーディションハンドブック」は、緊張しやすいオーディションで事前に備えておきたい心構えや、やっておくべき準備を詳しく解説している1冊です。
作者のシャロン・ビアリーは、ハリウッドのキャスティング・ディレクターのため、日本のオーディションには合わない部分もあるかもしれません。
ですが、審査をする側がどんなところをみているのか、実際のプロの視点を知れるため、よりオーディションに向けた準備がしやすくなります。
おすすめ書籍2. まんが版 緊張をとる 人前編
「まんが版 緊張をとる人前編」は、人前に立つと出てくる緊張とうまく付き合うためのコツをわかりやすく解説した1冊です。
マンガで紹介されているため、本を読むのが苦手な人にもおすすめ!
おすすめ書籍3. ザ・オーディション
「ザ・オーディション」は、お芝居など表現の仕事を獲得するために知っておきたい自己表現術を教えてくれる1冊です。
まとめ|初めてのオーディション、合格を引き寄せるための準備5つ
初心者や演技未経験者が合格を引き寄せるオーディション準備5つ
私も初めてオーディションを受けたときはかなり緊張しました。
少しでもこの記事が参考になれば(そして力になれば)うれしいです!
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