会社員をやりながら演劇もやる「会社員役者(社会人役者)」の生き方

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会社員として働きながら、役者活動も行っている「会社員役者」。いきなり俳優の夢を追いかけるのには抵抗があるなら、会社員をやりながら役者活動を行う方法がおすすめです。

実際そのように活動を続けている人がいる一方で、どのように始めたらいいかわからない人もいるのではないでしょうか。

今回は3年半会社員をしながら、役者活動もしていた私の経験も交えつつ、「会社員役者の始め方」についてご紹介します。

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目次

会社員と俳優活動は両立できる!

会社員をしながら役者活動を始めるには次のような方法があります。

オーデションを受けてみる

中には社会人でもOKな公演や映画作品もあります。SNSや検索で調べてみると意外と募集があります。

代表的なオーディションサイトになると、シネマプランナーズオーディションプラスがおすすめです。

社会人劇団に入ってみる

社会人劇団は、メンバー全体が何かしら会社員などとして働きながら役者活動も行っていることがほとんど。

そのため、仕事があることを理解した上で、稽古日程を調整してくれる場合も多いため、活動しやすいのが大きなメリットです。しかし会社以外の時間をこうした役者活動に充てることになるため、人によってはプライベートとの両立は難しくなるかもしれません。

市民劇団公演に参加してみる

地域によっては、芸術などに力を入れている地域・自治体もあります。

住んでいる地域で市民も参加できる舞台公演の情報は、地域の広報誌やウェブサイトで確認することができます。(東京では、せんがわ劇場の市民参加演劇や下北沢演劇祭の下北沢演劇創作プログラムなどがあります!)

そもそも会社員としても役者としても生きるってどういうこと?

ここまでで実際に会社員役者を始める方法について紹介しましたが、どんな人が多いのか、どんなスケジュールで過ごしているのか、その両立のしかたなど気になる方もいるのではないでしょうか。

① 会社員役者って何?

会社員役者とは、会社員として働きながら、演劇や映画作品への参加をしている人たちのこと。

人によって活動時間は変わりますが、普段はオフィスで働き、空いた時間をこうした俳優活動に充てています。

私ももともとは会社員をしながら演劇活動をしていた1人です。

② 会社員役者の1日

予定があるときは、昼間はオフィスで働き、夜や休日はリハーサルや公演に向けての準備が基本になってきます。(体力的な休みはほぼない…のかもしれません)。

参考までに私の稽古があった時の1日を書いてみると次のような感じでした。

公演や撮影がないときは、普通の会社員と同じです。

会社員役者やってみて感じたメリット3つとデメリット2つ

会社員以外の時間を俳優としての時間に充てる「会社員役者」。

会社員役者って大変そうだけど、やりがいとかってどうなの?

実際に経験してみて感じたメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット① 会社員として身につけたスキルが活かせる

会社員としてのスキルが、実は演劇や映画撮影の場で役立つことが多いんです

例えば複数人の人とやり取りをする力。舞台公演に参加する場合は、劇団やスタッフの人など、いろんな人とやり取りをすることが多くあります。会社員でも、社内外でいろんな人とメールしたり、日程の調整をしたりすることがありますよね、

他にも、資料作りのスキルは、公演の企画書やフライヤー(チラシ)の作成で活かせたり。こうしてみると、意外と会社員スキルはこうした現場にも活かせることが多くあります。

メリット② 会社以外の居場所を持つことができる

同僚同士で飲みに行くと、「A社のあの人がさ…」「営業部のBさん、またこんなことやってきて〜」など、社内や取引先の人の愚痴や話になることが多いのではないでしょうか。

正直せっかく時間を使っているのに、何もうれしくないただのストレス発散の場が何回も続くと嫌になってしまいますよね。

ですが、仕事以外に何か打ち込めるものがあると、こうしたストレスの原因を防ぐことができます。また会社以外の利益などが絡まない人間関係は、社会人になると作りづらいものです。だからこそ、こうした自分が安心できる場所を持てるのは、メンタル的にも大きな支えになると思います。

メリット③ 世代・職業を超えた人間関係が作れる

②と重なる部分がありますが、会社員だけではつながれない人との交流が生まれるのも大きなメリットです。

こうした人との繋がりを持てると、今までにない価値観に出会えたりすることも。正直お金になるわけではありませんが、人とのしての魅力が深められるのも大きなメリットだと思います。

デメリット① プライベートの時間がなくなる

撮影や本番の期間に入ると、ほとんどプライベートの時間を役者活動に充てなければならないことも。ずっと続くわけではありませんが、自分だけのプライベートの時間をしっかり確保したい、という人には向かないかもしれません。

デメリット② 仕事との調整が必要なこともある

撮影や舞台の本番期間によっては、数日のまとまった休みが必要なこともあります。

こうした仕事の調整は事務関係や内勤の仕事であれば、調整しやすいものの、営業など調整がしづらい業種の場合も。

役者活動をする上では、職場の人の理解があると無理なく両立しやすいため、それがしやすいかどうかも活動を続けるひとつのポイントになります。

まな

私は職場で中のいい人に打ち明けて、仕事の調整がしやすいようにしていました。

チャレンジしたいことがあるけれど、仕事の都合でどうしてもその時間が取れない。こういった悩みを抱えているのであれば、まずは無料でキャリア相談できる「ポジウィル」を利用してみるのもいいかもしれません。

「ポジウィル」って?

ポジウィルは、「どう生きたいか?でキャリアを決める。」をテーマに、20〜30代のキャリア形成に特化した、パーソナル・トレーニングです。変化が大きい時代だからこそ、「何がしたいのかがわからない」という人は多くいます。そんな人に寄り添うサービスです。

ちなみに、私も正社員を辞める前に一度利用したことがあります。

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実際に入会しなくても、無料相談だけでも価値があると思います。ぜひ活用してみてください。

まとめ|会社員役者への一歩を踏み出そう

会社員と、役者活動の両立は決して簡単なものではありません。

ですが、活動を行ってみると会社員としてのスキルが活かせたり、世代や職業を超えた新しい人たちとの交流が持てたり、表現をする楽しさに出会えたりと、得られるものも多くあります。

また会社員をしながら役者活動をしていて、のちにプロの俳優としてデビューした人の中には、佐藤二朗さんなど有名な方も。「俳優になってみたいけど、さすがにいきなりプロを目指すのは…」とためらいの気持ちがあるなら、会社員をしながらまずは自分を試してみるのも一つの方法だと思います。

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