自分で営業して、仕事をして、請求書を作成して…と、何もかも自分でやらなければいけないフリーランス。企業や事務所に所属たちと、「身を守るのは自分」が大前提です。
中でも、一番気をつけたいのは「ギャラ(報酬・出演料)」のこと。
時には「提示された金額が支払われない」「半分しか払ってもらえない」など、いわゆる未払い問題に直面することもあります。どうしたらこうした未払い問題から身を守ることができるのでしょうか。
- フリーランス1年目の人
- 請求書を自分で作成しなきゃいけない人
本記事では具体的な対策をご紹介します!
なんでギャラ未払いが起きるの?理由を解説
まず前提として、個人で仕事をする場合は、「仕事(納品)をしてから、ギャラ(報酬)をもらう」のが一般的な流れです。その上で、どのようにギャラの未払いが起きるのかを見てみましょう。
自分が請求書を発行し忘れた
フリーランスは、仕事や納品が完了したら、請求書を自分で作成し、クライアントにギャラを請求します。
この請求を忘れると、請求漏れ→ギャラ未払いにつながります。
担当する仕事が増えると、こうした請求作業の管理も大変になるので、ツールを使ったりして気をつけたいところです。
相手(取引先)に逃げられた
納品直前に契約解除された。支払えないと言われた。相手に損害賠償を求められた。
などなど、取引先が原因によるトラブルも数多くあります。
もしこうしたトラブルに巻き込まれたら、無料で匿名相談もできる「フリーランス・トラブル110番」などを利用して弁護士などに相談するようにしましょう。
未払い問題から身を守るために大切なこと4つ
相手(取引先)をよく調べる
フリーランスで仕事をするということは、取引先の選択も自分で行うということです。
会社や事務所に所属していたら、こうした精査は他の人が行ってくれますが、個人で仕事をするならこうした取引先の調査は自分で行わなければなりません。
そのため、オファーがあった仕事を全て引き受けるのではなく、まずは自分の手で相手や取引先が一緒に仕事をしても大丈夫かどうか、信用しても大丈夫かどうかを、しっかり確認することが大切です。
具体的な調べ方としては、
- ネットのキーワード検索で調べてみる
- 同じ業界の知り合いに聞いてみる
この2つになってくるかと思います。できればこの2つを組み合わせ、いろんな切り口から情報を集めた上で、自分で判断するようにしましょう。
私もオーディションを受ける時は、事前にネットで調べています。
私が調べるときは、
- ネットに会社名が出てこない
- サイトがどうしても信用できない
こんなときは基本的に取引はしないようにしています。
契約内容を把握する
仕事を引き受ける時には、契約内容をしっかり把握するようにしましょう。
芸能やアート関係の方の場合は、権利(著作権、肖像権など)にも多く関わってきます。
また契約を締結するとき、送られてきてからすぐに締結を求められる場合や、わざわざ向こうの会社や事務所に呼び出し、その場で契約締結を求められる場合は、注意が必要です。
契約書は持ち帰って自分でしっかり読み込んだ上で、わからない点は詳しい人や専門機関に確認・相談するようにしましょう。
メールでやり取りをする(文面で記録が残るようにする)
相手(取引先)とのやり取りは、メールなど文面で残る形で行いましょう。
電話の場合は、言った・言ってないといったトラブルの原因にもなりかねません。
取引中の案件は一覧で管理できるようにする
自分が請求書を作成していない、送付できていないためにギャラがもらえなかった…。
こう言ったトラブルを防ぐためにも、自分で一覧管理できる仕組みを持っておくと安心です。
ギャラ未払いを防ぐサービス「FREENANCE」もあると安心
「FREENANCE」は、日本で初めてのフリーランス向け収納代行サービスと即日払いサービス。運営は、インターネット関係の事業を展開している企業・GMOが行なっています。
具体的に何ができるのかと言いますと!
- 屋号・ペンネームでの収納代行用口座を作ることができる
- 請求の即日払い
- 仕事中の事故や物損などの補償
など。フリーランスだとどうしても手薄くなってしまう部分をサポートしてくれています。
無料登録だけでも、収納代行用口座や請求書の即日払いが利用できるので、登録する価値は大いにあります…!
まとめ|フリーならギャラ未払いにも対応できる知識を
事務所や会社に所属せず、フリーランスで活動するなら、こうしたギャラ未払い問題に巻き込まれないための方法は知っておきたいもの。
そのためにも、
- 相手(取引先)をよく調べる
- 契約内容を把握する
- メールでやり取りする(文面で記録が残るようにする)
- 取引中の案件は一覧で管理できるようにする
この4点は徹底していきましょう。また最近では「FREENANCE」のような、フリーランス・個人事業主を守るサービスも登場しています。こう言ったものをうまく活用しながら、好きを仕事にしていきましょう〜!
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